「隣の席の人の柔軟剤がつらい」と相談されました。会社はどこまで対応すべき?

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「隣の席の人の柔軟剤がつらい」と相談されました。会社はどこまで対応すべき?
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大阪府/会社員(20代)

【回答】香りの好みで片づけず、体調と業務への影響を確認しましょう

「いい香りだと思う人」と「その香りで体調を崩す人」が、同じ職場にいることはあります。柔軟剤などの香りによって頭痛や吐き気を訴える人もいるため、「ほかの人は平気だから」「気にしすぎでは」と片づけることは適切ではありません。

まずは相談者に、いつ、どの場所で、どのような症状が出るのかを確認しましょう。原因を会社だけで医学的に判断する必要はありませんが、仕事や体調に影響が出ているという訴えを受け止め、対応を検討することが大切です。

席の配置変更、換気、空気の流れの調整など、すぐにできる対策から始めます。症状が強い場合や改善しない場合は、本人の意向を確認し、産業医などへの相談につなげることも考えられます。

香りの強い社員には、人前で注意するのではなく、個別に「職場で香りによる体調不良の相談があるため、使用量を控えるなどの配慮をお願いしたい」と伝えましょう。相談者の名前や健康情報は、必要以上に共有しないことが重要です。

一方で、会社がいきなり家庭で使う洗剤を指定したり、香り付き製品をすべて禁止したりする対応は、必要性や範囲を慎重に考えるべきです。全社員に向けた配慮の呼びかけと、個別の環境調整を組み合わせる方法が現実的でしょう。

香りの問題は、多数決では解決しません。「何人が気になるか」よりも、「どのような支障が出ているか」を判断の軸にしてください。
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